この業界に長くいるとお客様との会話の中で多くの「パーソナルトレーニング経験談」を耳にします。今回はその内容をヒントに「パーソナルトレーニングで失敗しないためのポイント」を３つに厳選して、あなただけに共有させていただきます。
そもそも身体はすぐに変わりません。ちょっと動いてすぐに痩せちゃったら大変ですよね？もっと言えば2−３ヶ月の短期間でジムの月会費の何倍もする高額な料金を払ってトレーニングをしているトレーナーはいません。このように短期集中の高額パッケージを売っている一部のトレーナーさんは、自分ならやらないトレーニング（商品）を売っているのです。
できないことをいつかできるようにしていく、それがトレーニングです。そうなれるようにご案内するのがトレーナーの役目なのですが、古いパーソナルトレーニングの落とし穴でもある「短期集中で大きな成果」がそれを邪魔してしまいます。
自分でもやれる範囲のことも教わり、ひとりでも取り組んでみましょう。トレーナーと一緒に試行錯誤を繰り返しながら、今のあなたにフィットする自分サイズのメニューを作っていくのです。
短期集中の古いパーソナルトレーニングシステムは時間との勝負です。短期間で成果を出さなければいけませんし、予約した1回のセッション時間内（60分ぐらい）で多くのエクササイズをやらせようとします。細かい説明をする暇もそれを聞いている余裕もお互いにないことが多いようです。
また毎回手ぶらで案内をしているトレーナーは、そもそもあなたのトレーニングメニューを記録していないかもしれません。メニュー表が欲しいとお願いしても用紙にトレーニング種目と回数セット数ぐらいしか書かれておらず、ひとりではよくわからないでしょう。
人は五感（味覚、聴覚、視覚、触覚、嗅覚）からそれぞれ情報を得ています。割合をみると視覚87%、聴覚7%、嗅覚３%、触覚2%、味覚1%とされています。つまり、人は視覚からの情報をメインに捉えているのです。口頭だけの指導やメモ書き程度のメニュー表で満足するのではなく、視覚から学べる環境をつくるようにしていきましょう。
ぱるちー
なつきー
なつきー
ぱるちー
なつきー
