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トレーニングによって落ちにくい部分の脂肪を落とすメカニズム

この記事では、『筋トレによって落ちにくい部分の脂肪を落とすメカニズム』を簡単に説明します。

ぱるちー

部分痩せってこと?

なつきー

そう捉えることもできますね。

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落ちにくい部分の脂肪を落とすメカニズム

まずは「脂肪を分解し燃焼するまでの流れ」と「落ちにくい脂肪」について説明します。

脂肪を分解し燃焼するまでの流れ

体脂肪を燃やすためには、体脂肪を分解して筋肉などでエネルギーとして使われなければいけません。体脂肪を分解するためには、体脂肪を分解してくれるホルモンが体脂肪の所に到達しないといけません。体脂肪を分解してくれるホルモンは分泌されると血流にのって全身に作用します。つまり、血管が移動手段となるのです。

脂肪が減っていく流れ

このような流れで脂肪が減っていくのですが、この流れの中で上手くいかない段階が存在し、脂肪が分解しにくい部位があります=落ちにくい脂肪(二の腕、もも裏など)。

この流れの中でどこが上手くいかないのかと言うと「血流へのって脂肪へ向かう」という段階です=血流が悪くなるということ。

ではなぜ、血流が悪くなるのでしょうか?

血流が悪い部位は痩せにくい

血流が悪くなる原因

  1. 筋肉による血管の圧迫によるもの
  2. 日常的に筋肉の活動が少ないため

わかりにくいと思いますのでこの2点を詳しく説明します。

原因 ①「筋肉による血管の圧迫により生じる血流の低下」

これが原因で脂肪が落ちにくい部位として挙げられるのが二の腕です。腕へ行く血管は首の筋肉の間を通り、鎖骨の下を通って胸の下の筋肉の下を通り腕へ行きます。
そのため首回りの筋肉が固かったり背骨の動きが悪いと、これらの筋肉により腕へ行く血管が圧迫されてしまいます=二の腕への血流が悪くなり体脂肪が分解しにくくなってしまうのです。

原因 ②「日常的に筋肉の活動が少ないことによる血流の低下」

筋肉は活動すると酸素やエネルギーを必要とします。そのためこれらを送り届けるために血管が拡がり血流が良くなります。しかし、日常的に筋肉の活動が低い部位は上記のことが起きないため血流が悪くなります。

活動が高い筋肉と活動が低い筋肉は以下の通りです。

活動性が高い筋肉の部位には脂肪が少なく、活動性が低い筋肉の部位には脂肪が多い傾向にあります=活動性が低い筋肉の部位は脂肪が減りにくい。これらの原因により、どうしても他の部位に比べ脂肪が落ちにくくなってしまう箇所が生じてしまいます。

落ちにくい部分の脂肪を落とすための環境づくり

これを改善するのが筋力トレーニングです。背中や胸のトレーニングを行うことにより肩甲骨まわり、胸まわりの筋肉がほぐれ、原因①が改善されます。活動が低い筋肉をトレーニングして、しっかり動かすことにより血流が良くなり原因②が改善します。

よって、トレーニングをすることにより落ちにくい部分の脂肪が落としやすくなるのです。

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